―― 狙った獲物は 《 最上級 》
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“あり得ない”と思う部分こそが、この映画の“真実”である。
今回観に行ったのは、5/10公開の 『 ハンティング・パーティ 』。
リチャード・ギア主演の“イカレた”社会派映画(←!?)です。
(いつもお世話になっているシネトレさんから、公認ブロガー枠で参加させて頂きました。)
リチャード・ギアは、西洋人には珍しい仏教信者ということから、最近はチベット問題や、それに関連して北京五輪関連でも話題になっていますね。
それが関係しているのか、今回の試写会後のアンケートは、その辺りについての質問もいくつかありました。
一緒に行った妹と、「難しいー」といいながら、回答を(笑)。
さて、肝心の映画の内容は・・・というと。
まず1つ。
プリティ・ウーマンやShall We Dance?のリチャード・ギアのイメージとは、全く違います!
序盤は、良くも悪くも“前線で活躍する報道マン”。
危険と隣り合わせで、いつでも命の綱渡り。
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そんな中で、刺激的な映像とレポートを世に送り出し、戦場レポーターとして脚光を浴びていた彼が、《ある出来事》をきっかけに、テレビ局からも報道界からも追放され・・・・・。
いやぁ。
まさかあそこまで、野卑で下ネタを連発するリチャード・ギアや、さらには彼のオ○リまで見る日が来るとは思いませんでした!(笑)
ロマンス系の彼が好きなの~という方は、注意した方がいいかもです^^;
私個人としては、(特に後半は)結構ハラハラしながら見ていました。
街行く人たちが、どれもこれも怪しく見えて、『あれが敵か?』 『あ、今あの人こっちを見た気が・・・。』と、ムダにドキドキ(笑)。
そして、確信をもって 『こいつが敵のスパイに違いない!』と目星をつけていた人が、正体を知ってビックリ・・・な展開だったり。
・・・・私の騙され易さは、いまだ健在です
最後の方の、オノを持った“彼”にはホントに・・・・・手に汗をかきましたし;
って、これ以上は言わない方がいいかな?(笑)
スクープを物にするため、《フォックス》を追うサイモン(リチャード・ギア)。
カメラマンとして、かつて彼の相棒だったダック(テレンス・ハワード)。
コネ入社の新米TVプロデューサー、ベン(ジェシー・アイゼンバーグ)。
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彼ら3人が追う、戦争犯罪人のフォックスはどこにいるのか?
そして、サイモンが密かに抱く、真の目的とは??
今までの社会派戦争映画とは一味違う、実話を元にしたこの映画。
派手なアクションシーンはなくとも、何かしら心に残るものがあると思いますので、こういったテーマのお話に興味がある方は、観てみてくださいね^^
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そして、最後に1つ・・・・。
《フォックス》ならぬ、《狐》狩りのシーンの銃声。
・・・・・・2回とも、心臓が飛び跳ねた!びっくりした!!
この前観た『 NEXT 』の時並に、Σ ビクゥッ!としました(笑)。
そんな、『 ハンティング・パーティ 』。
どんな話か分からないから、観るかどうか迷うな~~という方のために!
↓こちら↓のブログ小説にて、ストーリーを読めちゃったりします!
http://huntingparty.at.webry.info/
このブログ小説が、ちょうど試写会のあった4/18に 単行本として発売されたのですが・・・。
今回の試写状をくださったシネトレさんから、実は その数日前に頂いていたりします♪
相変わらず、私の携帯で撮るとピンぼけに…(汗
映画を観るまでは、(お話が分かっちゃうから)読めない~!><と、我慢していたので、さっそく試写会帰りの電車から読み始めています
シネトレさん、そして、提供してくださった扶桑社様。
本当に、ありがとうございました!!
『 ハンティング・パーティ 』 ストーリー
激戦の紛争地帯で、刺激的なテレビ・ニュース映像をゲットする戦場レポーターたち。
命知らずのレポートで栄光の座にいたサイモン(リチャード・ギア)は、サラエボの虐殺現場のレポートで、”ブチ切れた”中継を送り、テレビ局を解雇。
しかし、どん底からの再起を賭けて彼が掴んだのは、「民族浄化」という名の大虐殺の罪で 500万ドルの賞金がかかった極悪戦争犯罪人、フォックスの居所だった。
今は出世して危険な現場から遠ざかっている、昔の相棒カメラマン ダック(テレンス・ハワード)、コネ入社の新米TVプロデューサー ベン(ジェシー・アイゼンバーグ)を巻き込み、大スクープをものにするための危険な旅が始まった。
名優リチャード・ギアが、いままでのイメージを覆すような“危険を省みない男”を演じ、新境地を開いた『ハンティング・パーティ』。
実在のジャーナリストが体験した、驚愕の実話を基に描く スピード感あふれる社会派エンターテインメント!
2008年5月10日より シャンテ・シネ、新宿武蔵野館 ほかにて公開
監督:リチャード・シェパード
出演:リチャード・ギア、テレンス・ハワード、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・クルーガー
配給:エイベックス・エンタテインメント
オフィシャルサイト:http://www.huntingparty.jp/
『ハンティング・パーティ』ブログ小説: http://huntingparty.at.webry.info/
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甘ったるい映画…ではなく(苦笑)、1997年の【ジャッカル】ですね。
ブルース・ウィルスとの競演は奇跡?と思えた作品。
この時は、相乗効果っていうか、二人の演技の切れも抜群でしたね。
確か、この時のリチャード・ギアの役所は、元IRA幹部であり超一流のテロリストではなかったかな???
ってことは、今回はある意味…監獄に入る前の自分を追っているってことか…まぁ、IRA ではないにしても…。
こういうテーマの映画は好きですね。
ただ、実話に基づくとは言え…フィクションとノンフィクションの狭間って感じなのかな?
視点をどこに置くかってことが重要になる映画のようですね。